Ms. Mrs. 英語の敬称まとめ【相手の呼び方にもう困らない】

Ms.Mrs. の違いがわからない!

というのは普段馴染みがない分、あるあるだと思います。

 

実はアメリカなどでは、敬語が無い分、honorificと言われる敬称にとてもこだわりがあります。

特に、女性につける敬称が厄介で、よく考えずに発言すれば失礼にあたることがあります

 

この記事では、そういった敬称の違いをわかりやすく解説していきます。

そして具体的にどう使い分ければ良いのかといのも、ネイティブの意見を交えながら説明します!

 

・Mr. Ms. Miss. Mrs. などの使い分け
・他の敬称の使い分け
<少し注意>
honorific (敬称) は名字もしくはフルネームにつける。”Mr.Ken” とはならない。

 

 

 

女性の敬称の種類と使い分け

まず、表にまとめてみます。

敬称 (honorific) 対象
Ms.  [míz]  *UKではピリオドを付けないらしい 未婚女性 (迷ったらこっち)
Mrs.  [mɪsɪz] 既婚女性
Miss  [mɪs]  *ピリオド(.)がつかないので注意  未婚女性、女の子に使える
Madam (Ma’am) [mǽdəm] 位が高い女性へ 年寄りの女性

 

やはり女性の敬称は多くてややこしいですね。

また、発音も独特なので発音記号にも注意してください。

 

それでは結局、具体的にはどう使い分けるかというと、

全力で観察して未婚か既婚か、年齢、雰囲気を察して使い分ける

のが良いそうです。(ネイティブ意見)

 

一応表には、迷ったらMs. で良いと書いたのですが、これはメールの時などでしょうか。

現場ではぜひ頑張って見分けてください…

特に指輪をつけているかどうかというのは大ヒントになるらしいですよ!

 

そしてくれぐれも良かれと思って、十分若い女性にMadamと言わないように気をつけましょう

万国共通、若く見られたいものです。

 

 

 

男性の敬称の種類と使い分け

敬称 (honorific) 対象
Mr.  [mɪstər] 男性全般
Sir [sə́ːr] 男性全般 紳士
Master.  [mǽstər] *今はもう使わないかも。古風。 男の子  (大体12歳以下)

 

男性は簡単で良いですね。とりあえずMr.をつければ問題ありません。

また、レストランやホテルなどで、男性のお客さんに対して、

“What can I help you, sir ?” 「ご注文お伺いしてもよろしいでしょうか」

もしくは街中で、

“Sir, you drop your keys !” 「鍵を落としましたよ!」

といった”sir”はよく用いられます。

軍隊で用いられるイメージがあるかも知れませんが、日常で非常に頻繁に用いられます

特に、接客ではなく街中などで使う際には、丁寧で敵意がないという印象を与えるため非常に良いと思います。

 

“Master” というのは、実はタイタニック号の生存者リストというのを見て、初めて知りました。

恐らく現代で使うには古風なので、知識として知っておく程度で良いかも知れません。

 

 

 

その他の敬称

敬称 (honorific) 対象
Dr. doctor
Prof. professor
PhD.  [dάktər ] 博士
Your Majesty 国王
Your Highness 女王

 

などなど。”Your Majesty” はたまに映画で聞きますね。よく使われるのはこのくらいでしょうか。

 

 

最後に

男女別に敬称の種類と使い分けを紹介しました。

見た目で性別がわからないときなどは、”Hello, “と言って注意を引いた後に会話の内容を言えば問題なさそうです!