相関基礎系学科のD1グループを2回受験したのでその経験を書きます。
今までの試験は筆記試験の出来
コロナ後の試験では専攻や所属大学・研究室や学業実績
が大きく合否に関わる判断基準であると感じました。
具体的な試験内容の口外は禁止されていますので、簡単に紹介します。
2019年度 (コロナ前)
- 筆記試験
- 面接
が試験内容であり、ほぼほぼ筆記試験の点数が合否に響くといった印象でした。
筆記試験合格者は面接試験がありますが、D1グループの場合面接はすぐに終わりました。
2020年度 (コロナ後)
- 過去問を解いて提出
- 志望動機・学業実績をA4一枚以内
- WEB面接 (問題を数題聞かれる)
以上が試験内容でした。
例年の試験1ヶ月前に、上記のような試験内容に変更するとの連絡がきました。
試験結果
2019年度の試験の出来栄えは、
英語: toefl itp 600点以上
筆記試験: 4~5割
面接で不合格でした。
2020年度は、
過去問の解答は問題の結果がわかりやすいものを選択し、ほぼ満点であろう内容を準備しました。ちなみに筆記試験で7割以上確実に取れるように十分な勉強と対策をしてきました。
志望動機と学業実績も推敲し、信頼できる人に添削していただきました。
WEB面接では志望動機や卒業研究に関する質問に加え、4題ほどの出題があり、うち3題は確実に答えられたと思います。
不合格でした。
感想
2019年度まではおそらく筆記試験の点数が合否判定の多くを占め、
2020年度の試験は経歴が多くを占めると感じました。
というのも、おそらく筆記試験や短い時間のWEBテストでは差がつきにくく、志望研究室と似た研究内容である研究室に所属している場合や理論物理の研究室に所属している人は格段に有利になると思います。
後から知人に聞きましたが、私が今年希望した研究室は最も人気の研究室だったそうです。
したがって、当然倍率や合格基準は研究室によってバラバラであり、絶対的な合格基準はないと考えられます。
私としては万全の準備をし、悔いは無いですが、試験制度の変更上少し残念な気持ちはあります。
以上、これから受験する方々の参考になれば幸いです。
今年度東大相関基礎を受験予定の者です。
一つ質問があります。面接で聞かれる問題はどれぐらいのレベルの問題なのでしょうか?
可能な範囲で教えて頂きたいです。
宜しく御願い致します。
コメントありがとうございます。
実験系と理論系でレベルも内容も異なると思いますが、私の場合は基礎知識に関しては教科書標準レベルの内容が出題されました。
恐らく、理論も実験も研究室の研究内容に根付いた内容が出題されます。
アドバイスとしては、研究内容に深く関連した基礎知識を復習してみてはいかがでしょうか。
緊張の時期だと思いますが、乗り越えた先にはきっと達成感があります。ご健闘お祈りしています!
お忙しい中わざわざ返信して頂きありがとうございます。
Senさんのアドバイスを参考に頑張りたいと思います。